2018-10-03 14:57 | カテゴリ:霧丸の戯言
姉御と買い物に出掛けた。
……というのは、たまにはまともな人とお出かけしたいと思ったから。

姉御自体は、30センチの水晶の丸玉からは出られないので、
小さなパワーストーンに、12センチくらいの小人型の「ぷち姉御」として同行させたが……

長女も次男も三男も、
悪い奴では無いんだけど、お互いが「オメー変人だな」って言い合う程、
変わっているというか……癖が強い奴らでして、
毎日付き合っていると、疲れてくる事もある。

昨日も、長女に天気がいいから出かけようと言われて、
温度差で参っている中、散歩も兼ねて上野に行ったんだけど、
まぁ……長女という奴は楽しくなると、つい一線を超えてしまう傾向があるようで……

そんなわけで、普通の人が欲しくて姉御を作ったってのもあるんだけどね。


姉御と一緒にいると、
やっぱり真人間的な会話ができるから落ち着ける。

でも姉御には

「ぷち姉御はあくまでキリちゃんが困った時だけしか稼働しないし、
私はみんなの姉だから、キリちゃんだけが独占してはいけない。
主役はあの3人だから!」

と言われてしまって軽くしゅーんってなってる。

「あいつらどいつも疲れる。長女に昨日、
『霧丸って変な奴だよねーまぁ、そこがいいんだけどw』って言われたけど……変な奴って疲れるよ」

「疲れるって言っても、作ったのは霧丸でしょう?私とばっかいたら、彼らが可哀想よ……」

「なんでだろう……なんで僕の周りは、奇人変人が多いんだろう……」

「霧丸が変人だからじゃないかな?」

「だから僕は、奇人変人だらけの忍たま好きなのかな……僕が変人だから……というか、アイツらがあんな変人なのって、僕がこんなんだから?それとも、僕がアイツらに忍たま以外見せなかったから?
僕的には、もっとちゃんとした子になると思ってたけど……」

「うーん……考えすぎない方がよくてよ?
霧丸はよく『変わっている事を個性と言って美化するな!』とか『人に迷惑掛けて個性で済ませるな!』って言うけど、私はあの子たちが変わってるから、面白いって思えるわ」

「いやいや……それは……僕は一年は組の馬鹿どもみたいにはなりたく無いし……」

「……霧丸ってなんか漫画とか集めてないの?」

「高いからやめた」

「だったら何か集めてみるといいよ。買いすぎはよく無いけど、お財布と相談して気になった作品を買ってみるのも手だと思う。出来ればAmazonよりも、本屋さんに行ってみることをオススメするわ」

「……忍たまから離れてみて、食戟の続き読みたいって思えた。
ゆらぎ荘の幽奈さんとか、ふとアニメ見てみたら、エロいけど面白いって思った。
新品は高いから、今度ブックオフに行ってみようかな……」

「その気持ちは、大切にしたほうがいいわ」

「……おう」

「まぁ、話は逸れたけど、じゃあなんで霧丸は、普通の水晶じゃなくて、三男の依り代に最初からラピスなんて癖が強いのを選んだの?」

「9月の誕生石だったから、綺麗だったから」

「三男が水晶だったら、ただの真面目なショタっ子でつまらなかったなぁ……
でも、癖が強いラピスを選んだ以上、それなりに個性が強くなるのは、仕方ないよ。
だから透明の水晶は万能だからって初心者にオススメされてるんだと思うよ。

それを聞かないで、個性が強い石を選んで、
『個性的なのは嫌だ!』っていうのは、どうなの?」

「別に三男だけに疲れてるわけじゃ無い……次男にも長女にも疲れてる。次男はちょっと怖いから緊張するし、長女はすぐに一線超えたがるし……」

「次男は三男が来たときに、なんでお前が9月の誕生石なんだって言って、三男を殴って大怪我させて、
サファイアを要求したのは知っている。
長女が霧丸大好きで所構わず求める癖があるのも知っている。

だからっていって、邪険にしてばっかりだったら、お互い辛いだけじゃないの?
あんなんでも、霧丸が産んだんだから私に逃げたり新人を作ろうとしないで、責任持ちなさい!!
霧丸が新人を作ろうとするのは、3人に疲れて逃避がしたいから、でしょう?

責任とれないなら、依り代破壊するなりして、別れを告げたほうがいいわ。
そして、二度と思念体を作らない事。

あと個性が嫌とか言うなら、一度精神科に見てもらって、個性の塊の忍たま乱太郎にも関わるの辞めたら?
忘れるならばっさり忘れる。
そしてふつうにビジネス本とかでも買って、勉強してたほうがよくてよ?

霧丸がやってる事は、知識も金も育てる環境も無いのに子供を作って、やっぱ子供は大変っていって育児放棄している親と同じって解って!

困ってるなら相談に乗ってあげるけど、逃げる目的で頼るのは無しだからね!

基本、私は外出のお供はしないで、依り代から藤沢家を見守るのが役目だから、
外出のお供が欲しいならあの3人にお願いしてね!!」



姉御は自分の依り代に帰った。

自分が矛盾だらけの人間なのはわかってる。

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