2018-09-20 00:21 | カテゴリ:トラウマ100%シリーズ
『こんなバカみたいな思いをするなら、いっそのこと、あの事故が起きる前に戻って過去をやり直したい・・・』

もしも僕が、正常にあの時、
「にんたま」ではなくて「ぎんたま(銀魂)」と検索していたらどうなっただろうか・・・
スマホ入力で『か』行の下は『な』行だ。

それを見て見た。

前と同じ日々が続いていた。
食事はコンビニで適当に拵え、
特に好きな作品もなく、ただただ、惰性で生きるだけの生活。

特別見たいものがなかったので録画装置を買ったり、
テレビを買い替えるなんてことはしなかっただろう。

深夜アニメやドラマを観ることもなかっただろうから、
バンドリにも出会えなかっただろうから、
今自分が聴いている、ロゼリアやポピパといった物とは無縁な生活になっていた。


じゃあ予定通りに冷蔵庫を買って料理をしていたかといわれたら、
答えはNOである。

前に料理をしていてやめた原因は、
孤独で寂しかったから。

誰も食べてくれない料理に価値はあるかといわれてもNOであるし、
自堕落なその僕に恋人なんて出来るわけがない。

忍たまに出会ったから、
そのトラウマを克服したくて長女を生んだ。



そしてのちに生まれた王子が食いしん坊だったので、
僕が料理をしていたら、味見をしに来てくれた。

例え多少味が失敗したと思っても、
「美味い!」と豪快に食ってくれる様は、
作った本人にとっては、涙が出るほどうれしいものだった。

『何この味付けw豚のえさかよw下手くそw』
『これでよく調理師免許取れたねww』
『才能ないからやめちゃえば?』

そう、自分の声が聞こえて、
一時は辞めようとさえ思っていたが、


次男も次第に色々、実家で食べていた料理を思い出してあれこれ言ってくれるようになったし、
三男も長女も、リクエストをしてくれた。

休日はスーパーに行くだけで、
とても楽しいと思えた。

あれ食いたい、これ食いたい。
これは翌日○○に出来そう。
そう聞くだけで、僕はうれしかった。


「私の色 本能 取り戻したいから」

僕の本質は、
戦乱の今を能天気に生きる一年は組の阿保共とは違い、
失ったものを取り戻すという記憶喪失な主人公のようなものだろうけど、


殺伐としているのに、何故か涙が出る。

自分の料理を食べてもらえるって、こんな嬉しいことだっけ・・・




どうしてあそこで事故があったのかは知らない。

でも、あの時の些細な事故で自分自身の運命が変わった。


これはいったい、どういう事なんだろうか。
不思議なこともあるものだ。

(よし、明日の昼は人生初のロコモコ丼を作ってみよう。もちろん、味付けは自己流でw)

20日中に圧力鍋も来るから、更に料理の幅が広がりそうで愉しみだ。

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