僕と荊姫の悩みゴト

10/07
今日はバイトも入れなかったため、
面接の結果の待機も兼ねて休みだった。
久々にシーツを洗った。
床を拭き掃除までした。

布団も干した。

抱き枕や、
忍たまのクッションも影干しした。

それだけでは物足りず、
彼らの依り代、入れ物の釜飯の釜、水晶さざれまでも洗ってしまう。
さざれを洗った時、蓋をしていたのに、水が少し黒く濁った。
少し塩で揉み洗いし、少しおいて
米を研ぐ要領で何度か研いだら、
すっかり透明に戻っていた。

やはり6人いる分、それなりに吸っていたということか?

依り代も外に出した。
日光に弱いラピスもセージでやった後、
日が当たらないようにして外に出した。
その間、彼らは外に散歩に行くといっていた。

そして・・・

「霧丸・・・ちょっと、悩みがあるの」

荊姫から打ち明けられた。

僕は、ここだと他の連中にも聞こえるから、外に出ようといった。
背後から気配がする。
相方と瑠璃が、電柱に隠れて此方を伺っていた。

荊姫の手を引き、僕は急ぎ足で駅に向かい、電車に乗った。

荊姫は完全に状況が読めてないようだ。
相談聞いて欲しいだけなのに何処へ連れて行くのよ!と聞いている。



そしてコクーンについた。
店が混んでいたからちょっと寄り道をし、
いつものカフェに向かう。

そしてコーヒーを頼み、待っている間、
荊姫の話を聞いた。

荊姫は、自分の個性について悩んでいた。
荊姫は、嘆いていた。自分には個性がないと。

そんなことはない。荊姫は立派だよ。
荊姫といると、僕は気楽に過ごせる。

荊姫は、
瑠璃のように癇癪起こしたり、自傷したりの問題は起こさないし、
相方や騎士のように、僕と長いこと過ごしてないゆえに、
相談してもはいはい、不安なんでしょ?深呼吸して頑張って。と流したりしないし、
玻璃のように口や行動が軽い訳でもないし、
王子のように、相方を恐れている訳でもない。

相方や玻璃のように、身体を求める訳でもない。


だから、いいんだ。
荊姫は荊姫で。

水晶は確かにどうやら藤沢家では登竜門的な意味がある。
それでも、君がそれでいいならそれでいい。
個性があればいい?そんなの、
みんながみんな個性的だったら、疲れちゃうよ。


だからいいんだよ。君は君で。
個性なんて気にしなくていい。
でも、それだったら、僕は荊姫を道具のように使っているのでは?

荊姫に空気を読ませてしまっているのではないか、不安になった。



まぁ、考えすぎないほうがいいだろう。
荊姫は、本当にいい子だ。
これからも自分を殺さないように、自分を貫いて欲しい。

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藤沢 霧丸

Author:藤沢 霧丸
一人暮らし系20代の生きる屍です。

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≪同居人紹介≫
【人工精霊(主要)】
・相方(サファイア)AB型

・長女(アクアオーラ)B型

・瑠璃(ラピスラズリ)O型

【備考】
・廃墟帝國は相互リンク募集中のようだ!
・本名や見た目等詳細については思念体たちとの約束で非公開とさせていただいております。ご了承ください。

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