王子と往く、王子から始まる都電神社散歩

10/06
そんなわけで出かけた散歩。
同行は王子。あみだくじで決めた。
(騎士は今回は、前回のことがあって除外)


そんなわけで、彼と共に散歩に出た。
化粧もせず、ありのままの姿で。

最初は、御徒町の湯島天満宮に行く予定だったが、
赤羽に着く前に、王子が突然自分のあだ名と同じ地名があるということで、
京浜東北線の王子に興味を持ったわけだ。

最初は上野まで東北線でいくつもりだったけど、赤羽で途中下車して京浜東北で王子へ向かう。
そんな時、ふと頭をよぎったのが、都電散歩だった。
都内を散歩して御朱印を集めているため、都電神社巡りの件は耳にしていた。

まさか、今日がその日になるとは・・・


王子でJRを降り、都電の停留所へ向かう。
最初はわけがわからず、前から出ようとしてしまう。
一律170円。

そういえば飛鳥山に花見に言った際、
リフトを待つ際に都電に手を振っている方が多く見受けられた。

それに、今度は僕が乗る。
桜の春と終わりの秋。真逆の季節で。

中はまるで、バスのようだった。
一人の運転手がいて、行き先を示したモニターと、
CMのモニターがあって、見慣れた運賃箱と、IC乗車券(Suica等)のリーダーがある。


そして最初の目的地、飛鳥山駅。
ぶっちゃけ、この距離だったら飛鳥山公園チョン切ればよくね?って思ったけど、
あのゴンドラを待つ間に見た景色の再現という意味も兼ねて乗った。
もし花見の季節だったら、僕が手を振られる立場だったのだろうな。

だから僕も、飛鳥山を通るときは飛鳥山を向いていた。

もし、手を振る人間がいたら、
おーい!手を振り返してみたかったが、
北区民祭りをやっていたとはいえ、桜の季節でも紫陽花の季節でもなかったため、
何事もなかった。

飛鳥山駅から少し歩いてついた七社神社。
その頃には、気温は寒かったといえ、すっかり晴れていた。
飛鳥山から、何やら楽しげな音楽と、ソースの焦げた、美味しい匂いがしてくる。
僕はそれを横目に、七社神社へ向かって御朱印をもらう。

王子は今回が初の神社だったためか、
ちょっと僕の行動に戸惑っていたようだ。
これは、氷川神社に行った際に玻璃や瑠璃や相方、赤坂の日枝神社に行った際に騎士もやってしまったことだが、
神社では鳥居に入る前は一礼をし、中心を歩いてはいけないという決まりがある。
鳥居の真ん中は、諸説あるが、神様が歩く道だからという。

それでも、王子は空気を読んでか、帽子をキチンと取ってお参りしていた。
(その時の王子は、黒の中折れ帽に、黒のベスト(?)にネクタイに白いシャツ、黒のチノパンという廃墟恒例の闇系の出で立ちだった)

王子は何を願ったのかは、わからない。
僕は当然、就活成功について願った。

そこで栞と都電神社巡りの地図をもらい、
それから、今度は大塚駅前に向かう。
大塚の駅前でも、何やら祭り事をしている。
赤羽といい、王子といい、祭りに境遇することが多いなぁ。

そしてたどり着いた天祖神社。
ここには、芸術の神様もいた。

そこから、次の駅までは都電脇を歩いて向かった。
線路脇には、バラが咲いていた。
王子はそれを見ると、瑠璃を思い出すと言っていた。
瑠璃は自らの領域に、金の斑点がある群青のバラを咲かせることができる。
その薔薇は瑠璃の心理的に、トゲが無毒だったり、猛毒だったりする。

王子は一度、猛毒の瑠璃の薔薇の猛毒の棘に触れてしまい、生死をさまよったことがあるらしい。

「あの瑠璃カスは乗ったことがない都電に俺は乗ったw」
王子はそんな感じで言っていたが、
「瑠璃を瑠璃カスとか馬鹿にすると瑠璃に泣くぞ。僕がソース」
と王子に釘を刺したら、あ・・・それは困るかもwと、軽く汗汗していた。

「なぁ、霧丸って本当に、瑠璃に斬首されたの?」
「マジだよ?精神体をね。相方と騎士がまた直してくれたけど」
「え?どうやって切ったの?」
「グロいからやめろ!!で、おまけに翼まで付いてきた訳だ」

そんなこんなで、また都電に乗り、今度は鬼子母神前へ。

雑司ヶ谷でもいいんだけど、都電はどこで降りても170円均一なので、
構わず、駅名が気になった鬼子母神で降りる。
雑司ヶ谷との間に、神社が見えた。
地図的に、そこが大鳥神社だろう。

王子と線路沿いを北に向かう。
「あ、猫じゃん」
王子の目線の先に、アパートの駐輪場に、
黒猫が3匹。普通に寛いでいた。

僕たちが近づいても、逃げることはなく、身を投げ出していた。
僕たちが去った後、タピオカのボトルを持った少女たちに写真を取られていても、逃げる気はなかった。

そしてたどり着いた大鳥神社。
またも猫が出迎えてくれた。

この辺りは猫が多い。どうしてだろう?
(後に、とあるお寺でお坊さんが銀皿に猫にご飯を与えているのを目撃)

大鳥神社は、お賽銭箱が独特の形をしていた。
なんと、普通の箱型ではなく、恵比寿様が持っている袋の形!?
一瞬、ここでいいのかと躊躇った。

そういえば、
恵比寿様もだけど、王子の依り代のルチルクォーツもまた、
金運に関わるお守りだったな。

とはいっても、王子はそんなものに興味はなく、
僕が御朱印を書いてもらっている間、
これって地面についているのか?などといって袋を模したお賽銭箱の壺を持ち上げようとしていたが・・・
(ツイッターにあげた壺の画像を撮った時、王子は泥棒みたいだからやめてくれと言って退散してしまった)

そして、流れで帰りは徒歩で池袋に着いた。
都電の途中に、東池袋という地名があったから、歩けばJRのあの池袋に着くかもしれないという邪推から、
大通りに出て、標識通りに歩いて、池袋に向かった。

北区王子と豊島区池袋。
離れてると思ったけど、意外と近かった。

「霧丸って、これが趣味なの?」

王子が池袋までの道中で徐に聞いてきた。

そうだよ。僕が答える。

「いい趣味してるじゃん。そういう趣味は、捨てない方がいいべ?」

ああそうだな。

「僕も散歩できて、楽しかった。家で忍たまとか言ってるより。
先日は騎士のおつかいで鬼滅の刃を買ったけど、漫画に金かけるくらいなら、出かけた方がマシ。
騎士がこんなもの=忍たまとして月光を歌っていた理由もわかった気がする」

「霧丸、それは違うべ?騎士はただ、中身がなくて萌え要素が強い作品が嫌いなだけ。
要は霧丸が毎日飲んでいるストロングゼロとかと同じで、
多少だったら問題がないけど、あんまそればっかり摂取してたら害になるって感じ。
霧丸が今はお酒は夜だけって感じで決めてるけど、それが昼からだったらどうなる?」

「完全にアル中だろうね。体にも悪い」

「それと同じだべ?何事も程々が大事。
俺も鬼滅の刃は読んだけど、面白かった。
もし本屋があったら、2巻も買って欲しいけど・・・まぁ無理しなくていい」

今日は新品の少年漫画に500円払うなら、今日は500円払って御朱印もらった方がいい。
・・・それより僕は、君たちと一緒にもっといろんな場所に行きたい。
御朱印より、ご飯だって外で食べられるようにしたい。
火曜サプライズとかでやってるような店にも行ってみたいんだ。

「・・・だったら、俺たちに見合う代償を払って欲しいなー
自分は幸福になりたいけど、俺たちは何もないってのは、ただの自己中。愛に飢えたメンヘラと同じ。
逆ギレされる前に言っておくけど、別にそれが漫画だけとは言ってないからね。

まぁ、どのみち、これからはお金が必要だよ。
散歩にしろ何にしろ・・・
霧丸、不合格だったとしてもまた就活頑張っていい会社入れるようにしような!!」


そうだね。僕は、ある日見た、サボロー君の自●防止の二次創作ポスターを見て共感したんだ。
思い切って仕事サボったら、これからサボり続けるにはお金が必要だけどどうする?的な内容のね。

もし転職できたら、鬼滅を新品で土産に買ってきてやるよ。
新品の本を買うって、確かに中古みたいに触れられていない分魂を感じるからな。

「ああ、そうと決まれば、ガンバンベ?
あ、夜のことは、俺じゃなくて相方に頼めよ?俺も相方に負けた人間なんだからな?」

「どう言う意味だ!!??」

「ゆうべはお楽しみでしたね。的なことはないって意味だ」

つまんねーやつだな。


まぁいい。
僕はこれからも御朱印集めは続けたい。
だから、こうして旅に出ると、思い返すことができる。
何にしろ、引きこもりはダメだ。
完全に五感で入ってくる情報を遮断してしまう。

漫画を買うにしろ、本屋に行くと言う、
外に出るだけでも色々違うことを、意外な情報を得ることもある。

これからも、その心は、大事にしていきたい。

そして、彼らと現地の店で食事をしたい。
赤坂で見かけた肉骨茶の専門店。あれはちょっと気になる。
実家で食べる肉骨茶と食べ比べ的な意味でも。

それが現実になるのは、いつだろうか・・・
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プロフィール

藤沢 霧丸

Author:藤沢 霧丸
一人暮らし系20代の生きる屍です。

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≪同居人紹介≫
【人工精霊(主要)】
・相方(サファイア)AB型

・長女(アクアオーラ)B型

・瑠璃(ラピスラズリ)O型

【備考】
・廃墟帝國は相互リンク募集中のようだ!
・本名や見た目等詳細については思念体たちとの約束で非公開とさせていただいております。ご了承ください。

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