2019-07-21 01:56 | カテゴリ:同居人の事
瑠璃の様子が最近おかしい。
虚構の空間に向かって声をかけていたりと、
なにやらおかしな行動が目立っていた。

あのヒロアカのお守りを買ってあげた日からおかしいと、
騎士と長女から聞いた。

瑠璃は「木偶」と名乗る人物と話をしているらしい。

最初は「木偶」の正体は、瑠璃についている使い魔の薄紫のオーラを放つ霊魂だと思っていた。
そうでもないらしい。


木偶という名前の通り、
見た目は、ボサボサの緑髪。
そしてそばかすの青年。
根暗じゃないけど、正義感が強い、地味系の性格だ。

でも超人的な能力は使えないし、
英雄になりたいとかもいってない。

普通の子だ。


どうやら、瑠璃のイマジナリーフレンドのようだ。

瑠璃は、自分の理想の友人を作ってしまったようだ。

瑠璃には同年代の友人がいなかったから、
きっと望んでいたのだろう。

だから、僕は空のラピスを瑠璃にあげた。
最初は水晶をと思ったけど、お気に召さなかったようだ。
自分だからってラピスがいいらしい。

「木偶ー私ですねー」

瑠璃は木偶にだけは、木偶と呼び捨てにするらしい。
なんということだろうか・・・
意図せずとも、同居人が増えてしまった。

瑠璃に悪いから、害がないなら、放っておくか。

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