2019-06-21 01:27 | カテゴリ:同居人の事
先の記事の続きです。

騎士はいった。
「大丈夫。ネトゲ依存になりそうなったら、僕が止めるから」
と。

でも騎士、それじゃあ新作をプレイして、
君が生きたい、と言った意味は?

「新作なんて、ただ僕を思い出させてくれるためのツールでしかないよ。
実家に帰ったら、ネトゲに篭るんじゃなくて、
是非とも両親と出かけるなり、アンプ使ってギター弾くなりしてほしいんだ。
もしパニックでそうなら、僕がついてるから」

「じゃあ、なんでこんなことを・・・」

「僕は、自分が生きていた証を残したかったの。
だってね、ネトゲとかってさ、いくら強くなっても、
サービス終了しちゃったら、全部消えちゃって、二度と会えなくなっちゃうじゃん?
でも、この形だったら、形あるものとして、残っていられるかなって思って」

まったく、お前も相方と同じか。

「そうだ。僕の兄弟の3番目の格闘家が、目を覚ましたそうだよ。
今はまだ精神世界の片隅をさまよっているそうだけど、
もしもこのゲームが終了する時になったら、
霊力をあげて出てくるかもしれないね。」

と、はぐらかした騎士。
まぁそいつは、輪廻という愛称と、依り代はスギライトともう決まっているからいいや。

「僕はね、相方や長女みたいな快楽を求めるセックスは苦手だけど、
瑠璃君みたいに穢らわしいとかいって拒絶するのは違うと思う。

子孫を残す。それは人間の・・・いや、生命の使命じゃないかって思うんだ。
それは別にセックスだけじゃないよ。
目に見えないものだって同じ。
伝統だったり、伝承だったり・・・
そんなのもアリだと思ってるよ。

例え自分が消えてしまっても、残して、残せるものを作る。
それが僕の望みだよ。僕は。

ネトゲが終わっても、永遠に霧丸から消えないものでいたい」


騎士はロマンチックに言った。



なるほど・・・そんな考えで思念体を作るのもありか。

少し不思議に思った、騎士との会話だった。

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