2019-06-07 15:41 | カテゴリ:霧丸の戯言
黒幕は瑠璃。

そう言われても、ぱっとこない。

どうしてそーなった。


どうせ欲求は決まっている。
ヒロアカの続きとか、そんなものだろう。
でも瑠璃は、目立って暴れたりしなかったし・・・

瑠璃の家に行くと、
自室で瑠璃が床に倒れていた。

「瑠璃!!」
騎士が瑠璃を抱きしめた。


「霧丸さん、ごめんなさい。ちょっと目眩がして・・・どうやら、私は病気になってしまったようです。最近
温度差が激しいからですかね・・・一人暮らしってこーいう時、辛いですよね」

あはは・・・と、瑠璃が笑った。

が、それを否定したのは、騎士だった。

「瑠璃くん、まさか、自分でたくさんの薬飲んじゃったりしたんじゃないの?」

騎士は机を見ながら言った。
机には、剃刀の他に、薬があった。
何錠か飲んだのか、空のパックが転がっている。

「嘘つくにしても、もっとうまくつかないと。
これじゃあ私はここで薬をたくさん飲みました。って言ってるようなもんだよ」

「???騎士さん、さっきから何をおっしゃっているのかがわかりません。
なんで薬があるだけで、たくさん飲んだっておっしゃるのですか?

そりゃあ何回か飲んでいれば無くなっていくのは当たり前のことでしょう?」

「・・・そう。ならいいけど。」


「今回の件、ボクは君が、霧丸に注目されたいから起こしたんじゃないかってボクは思っているんだよ。
本当に欲しかったのは『ヒロアカ』じゃなくて『霧丸からの愛』だったんでしょ?

だから今回だって薬を飲んだ。

この薬だったら別に死なないし、大丈夫だからねぇ・・・

じゃあなんで、あの時、ボクに相方から暴力を受けてるって言って、その怪我を見せてきたの?
その怪我も、自分で作ったんだよね?」

「違います!!もう出て行ってください!!勝手なこと言わないでください!!」

瑠璃は怒っている。

「瑠璃くん、君は色々不自然なんだよ。ボクも似たような経験あるからわかるよ。

瑠璃くん、いつもはお薬飲んでも一回分だけ切り取って捨ててるのに、今日はこんな使い切るまで空いてるなんて不自然だもん。飛び降りた時もいつも低い階からだし…瑠璃くんが飛び降りた跡が藤沢島の低層アパートから見つかったよ。死にたいなら、高層マンションから飛び降りてもよかったのにどうして??
相方に打たれたというその傷も、なんか違和感を感じるし…

瑠璃くん、姉御さんにこう言われたでしょ?


『ミュンヒハウゼン症候群』のようだ。

って。」



!!??



「うるさいです!!」

瑠璃の態度が豹変した。

「人を勝手に嘘つきだなんだって言わないでください!!」

瑠璃が、騎士をぶっ飛ばした。


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