2019-06-07 12:21 | カテゴリ:霧丸の戯言
騎士と相方が喧嘩をしていた。

騎士は、相方が以前、
瑠璃に手を挙げた事を気にしていたらしい。

「誤魔化さないで!瑠璃くんに手を挙げたのは相方でしょ!!」

いつものおっとしりたキャラとは想像がつかないくらい、声を上げる騎士、

「今はそれとは関係ないだろこの単細胞」

「騎士、オメーだって霧丸のこと利用して、俺を蹴落そうとしてただろ!!」

「そりゃあ君みたいなDV男さんと一緒にいたら、長女ちゃんも瑠璃くんも不幸になるもん!!」

「今はやってねぇって言ってんだろ!!」

騎士と相方の喧嘩は、
しばらくつづいた。

辞めてくれ…
こっちは具合悪いんだ。
静かに寝かせてくれ。


……

その夜、


相方が今日はやたらと遅い時間までベースを弾いている。実世界にはいないから、依り代の中だろう。
相方のベースはカッコいいけど、
こっちは寝たいのに、いらいら…

相方、僕は寝たいから。と言ったら、
逆にアンプのボリュームをマックスにして、低い爆音を鳴らす相方。

「相方、ちょっとうるさいよ!!」

相方の家に怒鳴り込みに行った僕。
騎士にキレられた事が癇に障ったのだろうか。
まるで腹いせのようだった。

いつもはリビングのソファーに座ってベースを弾いてることが多いけど、今日は、寝室のアンプを繋いで、弾いている。アンプは寝室にあるようだ。

僕が寝室に殴り込みに行っても、相方は入り口に背を向け、ベッドに座って演奏を続けている。

「相方!!いい加減にしろ!!」

僕が相方の肩を掴んで演奏を止めた。

が…

「…俺のベースがうるせぇっつーのか」
「そうだよ!!時間みてよ!!騎士に色々言われて悔しいのはわかるけど…」

相方は黙ってベースを置くと、
僕をベッドに押し倒した。

「そりゃあお前がこーやって怒るのを知っててやったからな。ここに呼び出すためにな」

先の尖った大きなハサミを取り出す相方。

「お前が元気ないし、また自傷してるから、少し慰めてやろうと思ってな。動いたら怪我するぞ」

「乱暴なんだよお前は!!」

「こーいうのが好きなくせに」

相方がニヤついていた。



ここからの記憶はない。

でも、乱暴だったけど不快感を感じたりとか、
そういうことはなかった。

「騎士は悪くねぇ、ただアイツはボーッとしているようで正義感が強いからなぁ…」

「???」

「今回の件、どうやら全員踊らされてたんだよ。アイツに」

「騎士が僕のアニオタ嫌いを利用して、僕にギターを覚えさせて、お前を無能呼ばりしたかったのではないか」

「いや、違う。本当に暴走してるのは……瑠璃だ」

瑠璃が黒幕?

どーいうことだ?

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