2019-05-12 01:20 | カテゴリ:同居人の事
「霧丸さんがどうやら、私がただのヒロアカが好きな根暗なオタクと勘違いなさっているようですので、
私の家の深部を特別にお見せしましょう」

瑠璃の家の片隅。
一見、倉庫かと思ったけど、
割としっかり片付いている部屋があった。

そこにあったのは、
一台のピアノだった。

ちょっと年季が入っているものの、
手入れがされていて、
とても良好な状態だった。


電子ではないけど、
グランドでもない、いわゆる、アップライトピアノ。

天板には、
ヒロアカのデクのぬいぐるみと、
忍たまのいけドンさんとギンギンさんのぬいぐるみがおいてあるあたり、瑠璃らしい。


「驚きました?藤沢島に捨てられていたピアノを、譲り受けてきたのです。
私も、霧丸さんや相方さんの影響で、音楽を始めてみようと思いましてね・・・」



けど瑠璃は、ヒロアカや忍たまを下劣と思ったりしたことはないとか。


自分がその時は無駄だと思ったりしたことでも、いつか助けになるから、
知ることには貪欲であってほしいと、瑠璃は言った。



忍たま乱太郎が嫌で、ドラマをバカみたいに見ていた期間があった。

それだって、見た内容などは無駄にはならない日が来るって、瑠璃は言ってくれた。






決して、ギターとか忍たま乱太郎とか、狭い世界だけを見ないで、広い世界を見てほしい。



お供の御嬢が笑った。

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