2019-04-15 16:05 | カテゴリ:霧丸の日常
ついに迷惑をかけてしまった。
6連勤、休みは月4。

いや・・・こんなの当たり前だし、
俺は甘えてる。
つーかそれ覚悟で契約社員やってるんだろ・・・

これじゃあ前のブスと同じだ。
しっかりしろ、俺・・・

「霧丸、完全に今のお前はやられてる。いいから休め」

「違うよ。こんな根性ない僕に失望してる。僕が足手まといだから・・・」

「いいから何も考えないで静養しなさい。霧丸は頑張りすぎたんだから」

長男からだった。

「意味がわからない。甘えで迷惑かけてんの。わかる?」

「そーいうのがうつ病の元。
明日は休みでいいって言われたんだから、ゆっくり休んで、元気になって明後日出勤するのが霧丸の任務」

「そーだけど・・・うっ・・・足が痛い」

立つのがやっとだった。
若いのに、情けない・・・

「俺だって伊達に死人やってるわけじゃないからな、死人が悪い?死人はダメ?
死んだからわかることだってあるんだぜ?」

と、長男は笑った。

なるほど、そーいうタイプの人間かお前は。


体調が良くなったから、
長男を連れて、少し散歩に出た。

家にこもっていては、
空気も悪く、溜め込むだけだから。


「霧丸は、本当に頑張ってるよ」

いや・・・俺は・・・
すぐに無理って投げ出すし、本当にダメなやつだ。

「その無理っていって決めつける癖さえ治せれば、霧丸は強くなれる。
もっと自信持ちな!」

首にロープの跡がしっかりある死者なのにコイツは、なんでこうポジティブなんだろう。

「あと、瑠璃にお礼言っておきな。ヒロアカを教えてくれてありがとう。って」

長男が小声で囁いた。

「は??」

僕はキョトンとした。

確かに動けなくなった時、近くにあったヒロアカを読んでいた。



悔しいけど、面白かった。


「瑠璃がしつこくヒロアカ強請らなかったら、霧丸はちかくに何もなくて鬱の道真っしぐらだった。
例え無駄だと思っても、最初はつまらないって思っても手元に置いておいて、よかっただろ?」

長男はにやけていた。

そうか


そーいうことか。


「忍たまの気分じゃないなら、留めておけ。忍ミュみて気分変わった時にでもドカーンと見ればいいから」



そういえば、その日、変な夢を見た。


開かれた廃墟のような場所で、長男と女の僕が秘密の事をする場所を探している。


その様子を、僕が真上から見ている夢。




ちょっとドキドキした。



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