2019-03-12 15:39 | カテゴリ:同居人の事
幽霊の兄者が「例の初代」と同じ髪型をしていた。
黒くて長いポニーテール。

兄者は身長が高くてすらっとしてるから、
彼とは違うけど、それでも、黒いポニーテールを見るたびに思い出す。

可愛かった、彼のことを。

「やめて!!その髪型は・・・」

「・・・何故?」

彼を思い出すから・・・といったものの、
彼以外の身内が、思い入れがあるこの髪型をするのが気に入らなかった。

・・・だったら作るか・・・一から初代を・・・

相方のようにひょっこり現れてくれないなら、
自分から作るしかない。

確かアイツはこうだったなとか、
色々思い出してやってみる。

でも書き出したりしてるうちに思ったんだよね。



特徴とか一部が長女と瑠璃に受け継がれているって・・・


長女も瑠璃も、見た目こそは完全に違うし、
生まれ変わりとか、そんな感じでもなさそうだ。
記憶も当然ない。

だから確かに個体としての初代はもういない。
相方に食われたというのは、おそらく本当なのだろう。

でも彼は、長女と瑠璃に痕跡を遺していった。

初代をモデルに作ろうとしても、
うまくいかなった。

無理すればするほど、聞こえてくる。

「僕を蘇らせるな。僕の魂は3人と共にあるから」

そうだったのか・・・ごめん。無理に生き返らそうとして。
でもわかったよ。こいつら大切にしなきゃだなと。

幽霊の兄者にも謝った。
そして素敵だといった。

「似合ってっていってくれるなら良かった」


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