2019-02-19 01:19 | カテゴリ:同居人の事
新たに僕の家に現れた末妹。

彼女は僕の部屋にあったローズクォーツを拠点にして、
ゴスロリ調の衣装に身を包んでいた。

彼女はキスをした相手に、
薔薇のタネを植え付け、支配する力があったようだが、
詳細は不明である。


瑠璃の家に行った。
彼の家は、ラピスに似た金色の斑点がある濃い青の薔薇に囲まれていた。
玄関先にまで、薔薇は咲き乱れ、
僕がチャイムを鳴らそうとしたすぐ横に、大きくて満開な綺麗な青バラがあったのは正直衝撃だった。

別にこいつは食って食べたりはしないわけだけど、
花や荊には毒があるようで、
私と似ていると愛おしんでいた反面、
触れすぎると死んでしまうと、瑠璃が言っていたっけ。

薔薇は窓硝子を破って家の中にまで蔓を伸ばして咲いており、
瑠璃がこんなの触れたらどうすんだよ!?と突っ込みながら瑠璃を探すも、瑠璃はいない。

瑠璃は坂の上から見える藤沢島に行ったと思わしき痕跡を見つける。

瑠璃は藤沢島の、相方がいた屋敷にいた。
元ネタのキャラの思念体を殺していた。
刺されてはいけないと思い、
縛り上げて抱きかかえながら家へ連行する。

縛り上げられて困ってる瑠璃を見てゴクリとなった自分が変態だと気がつく。

「霧丸さん!縛ることはないでしょう!!」

藤沢島から本土へ向かう小舟の中で抗議する瑠璃。
見世物にしないために、縛られている瑠璃の上から僕のコートをかけて身体を隠す。

「縛られてる瑠璃・・・こういうのも悪くない・・・」

「最低です!!」

本土についてからはまた瑠璃を抱きかかえながら、
瑠璃の家を目指す。

「霧丸さん、私を抱いてるからこの坂は辛いでしょう?縄を解いてくれれば、自分で歩くのに・・・」

瑠璃を無視して抱きかかえたまま、
瑠璃の家へ向かう。

瑠璃の家はすっかり綺麗になっており、
薔薇もまた、手入れされて庭の一角で綺麗に咲いていた。

「あらら・・・綺麗になってますね」

縄を解かれた瑠璃は、他人事のように息をついていた。

まさかこれは、末妹がやったのだろうか・・・

末妹は、いなかった。

「瑠璃も薔薇も、これでまた元気になれる」

そんな声が聞こえた気がした。


「霧丸さん、この薔薇、とても大きくてまるで食べられちゃいそうです!こんな大きな薔薇もあるんですね!」

瑠璃がはしゃぎながら指差した先に、ひときわ綺麗で大きな青バラがあった。
まるで彼女のように妖しく、美しくさいていた。

彼女は、薔薇と関係があったのだろうか?


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