2019-02-08 16:40 | カテゴリ:夢とか
大寒波。

朝、誰かが僕の中に入ってくる気配を感じる。
そいつは躊躇いなく僕の中に入る。
もぞっとした感覚の後、ふわっと生暖かい物が体を伝う。
聞き慣れた声がする。

「まーまー、凹凸擦るだけが性行為じゃないって〜」

「意味がわからないんだけど・・・」

やれやれ・・・と、僕は笑う。
またお前か。幽霊の長男。

「寒いから入れて」
「帰れ(死後の世界へ)」
と、僕は失笑する。

「おい長男!てめぇ!霧丸に変なことしたら●すぞ!!」
相方が中指を立てながら吠える。

「しないって!」

「この人誰?」
聖騎士が僕に尋ねる。

「こいつは自●した人間の幽霊。首に縄の跡あんだろ?」
なぜか答えたのは相方だった。

「そんなのウチに入れちゃダメでしょ・・・」

「バカな霧丸が面白半分で連れてきたせいで懐かれた」

「バカってひでぇな!!相方君よ!!まぁいい・・・僕は寝る。今日は休みで明日から4連長時間勤務だからね。今日は寒くて曇りだから、夕方に新都心にいくくらいでいいやー」

「長男どーすんだよ!おめーガッツリ取り憑かれてるぞ」

「あー・・・使ってない石置いておくから、できれば俺じゃなくて、
そっちを休息所にして欲しくてだな・・・まぁ僕は二度寝する」

「・・・」


そんな今朝の夢。


街の人間が数人選ばれ、
管のようなものをつけられ、何かを採取されていた。

よく見たら、その黒幕は吸血鬼で、
街の人間から血を大量に搾取して、自分の生きる糧にしていた。

「トマトジュースでも飲んでろよーーーー!!」

と、泣き叫ぶガキンチョもいた。



それを見た娘が、
自分の血を差し出すから、人々を傷つけないでくれと悲願して、
自らの身体を差し出していたのを本当の僕は高い塔のテラスから見ていた。


他にも飛び降りて死のうとしたけど友人に止められた人になったりもした。

テラスは僕と長女と瑠璃が立ってやっとの狭さ。
引き返そうにも、ドアが謎の力でしまって開かない。

飛び降りるしか道はない。

塔はとても高い。
スカイツリーとどっちが高いかなってくらい。

「あ、あたし、飛べるんだった」

長女がまさかの背中から白い羽をだし、

そのまま 逃 ・ 亡 

僕と瑠璃だけが残された。

「高いところ怖い・・・イヤダイヤダイヤダイヤダ・・・・」

瑠璃は僕にしがみついて、動けない。
僕の腕を引きちぎらんとばかりに引っ張っている

「イダダダダダ・・・!!」

爪が食い込んでるのがリアルにわかる。

「どうすりゃいいんだ・・・」

「霧 丸 さ ん 
こ゛わ゛い゛よ゛だ ず げ で」

瑠璃はもう完全にダメなようだ。

こんなに高い場所が苦手なのか・・・
スカイツリーとか絶対ダメなやつじゃん。

「ちょっと瑠璃、周りを見たいから、一回離れてくれないか?」

もしかしたらあのドアをぶち破る事ができるかもしれない。
飛行機が通るかもしれない。

「嫌だ!!霧丸さんが離れたら私は・・・私は・・・」

瑠璃は離さなかった。

もうダメか・・・

「わかった。瑠璃、ごめんな・・・もう怖いものは何も見るな・・・何も聞くな!!俺が守るから!!」

そういって、瑠璃の眼鏡を取って胸の中に顔を埋めるように抱く。
耳も腕で覆ってやる。もう怖いものはないはずだ。

ふわっと、甘い香りが漂う。

瑠璃のシャンプーの匂いだろうか・・・

意を決した僕は、壊れた柵の先・・・
瑠璃を抱いたまま、塔から飛び降りた。
頭から落ちてゆく・・・


瑠璃を抱く腕に力がこもる。

このまま地面に叩きつけられたら、あいつが飲んでたトマトジュースなんて綺麗なものじゃなくて、
潰れたトマトになるかな・・・

なんて皮肉まがいにいったところで、目が覚めた。


怖かった。
でも、瑠璃可愛かったなー笑

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