昨日の夜(といっても12時帰宅でゾンビランドサガの最終回見てたから3時過ぎだけど・・・)に、
寝ようとしたら、奴の気配を感じる。

おかしい。依り代は釜飯の釜の中に封じているはず・・・

「ケケケ・・・大分迷っているみたいだな」

悪魔のような甲高い声が響く。
布団の中から辺りを見渡すと、何やらモヤのようなものが見える。
猫耳のような頭に突起と、ピョコッとした手のようなものが生えている人魂・・・

「おい、なんでお前がここにいるんだ?奴は出て来ているのか?」

「こんな時間ダゼ?ご主人はとっくに眠ってるゼ?オレ様は自立してるカラな、ご主人無しでも動けるんダゼ?」

悪魔のように、紫色のオーラに包まれた人魂が嗤う。

「で、要件はなんだ?『八つ墓村読み終わったから本陣殺人事件持ってこい』か?クリスマスは忙しいんだから本屋に行ってる暇はないんだと君の主人に伝えておけ」

わかってねぇな。と、人魂が嗤う。

「ケケケ・・・確かに御主人は八つ墓村は読み終わったとかいってたけど、それは主人も察しているから今は『悪魔が来たりて笛を吹く』を読んでルゾ。要件はそんなんじゃネェゾ」

「なんだ?勿体振らずに言え」

「おめぇ、なんか俺らに隠してんだろ」

……何故それを言う。

「人間誰しも親しい奴に対しても、隠し事をするものだろう?」

めんどくさい。

主人がめんどくさい奴なら、使い魔も面倒なのか?
不意に、この人魂型の使い魔の主人……三男の面を思い浮かべてイラっとする。

「なんで俺らを頼らないんで1人で抱え込む。と、御主人が言ってたぜ?」

「……言ってもまた弱音吐くとかいって暴走するオチだろ」

「多少の弱音吐いたくらいで暴走したり、根性論で抑えつけようとする奴なんて本当の仲間じゃねぇよ」

「いや…でも、めんどくさいでしょ。聞くのも」

「貯めるに貯めて自堕落な態度取られたり、自分自身や虐待用の思念体作って虐待してる霧丸を見るよりはマシだと主人達は言ってたぜ?ケラケラ…」

そんな奴の笑い声を子守唄に、僕は寝落ちした。
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