2018-12-02 02:30 | カテゴリ:精神世界
長女、次男にお仕置きと称して性的な意味でボロボロにされた僕は、
明け方、ふと寒くなって無意識に精神世界のサナトリウムへ。

相変わらず外は曇って居て、どんよりしていて、でも凛とした空気が漂っている。
薬の匂いもしないし、医療のような要素もない。

今の病院というよりは・・・まるで昔の、結核の療養所のような・・・

明け方ということもあってか、
やたらとしんとしていた。
主もいないようだ。

そもそも、主は普段、どこでどうしているんだ?

と探そうにも、寒いものは寒い。
何処かに暖をとるためのものはないかと探したけど、
ストーブもなければエアコンも見当たらなかった。
(矢鱈と綺麗な装飾のステンドグラスや飾り電球はあるけど・・・でも、何処か退廃的で素敵)

自販機でジュースを買っても、所詮は一瞬だ・・・

暖が欲しい・・・

僕は、とある場所へ向かう。
三男の部屋。

案の定三男本人は入り口側に顔を向けて寝ている。

よく見たら、手が片方、ベッドから出て居た。

僕は出ている彼の小さな指に、
指を一本一本絡めて軽く握りしめていった・・・

そしてそのまま、僕も寒いのを忘れて、ベッドの脇で寝た・・・

「んー・・・霧丸さん・・・そんなことしてるなら、ベッドに入ってきてくださいよ・・・寒いでしょう?」

なんかあったかい・・・

そう思って目を覚ますと・・・
僕はちゃっかりベッドに入って居た。
胸に何かいる・・・
少し桃がかかったくせ毛の長めの髪、
胸と腕の中で、力強く僕の服を掴む温かいものの正体・・・

「マジかよ・・・」

言っておくが、13歳で見た目もバリバリのショタな三男様を変な目で観る趣味はない。
そーいうのは長女と次男の得意分野であって、三男は身体を求める二人をゴミを見る目で見る傾向があった。
だから、あくまでも普通の添い寝だ。

なのに、なんでこう、緊張するんだろう・・・

「霧丸さん・・・好き・・・」

おい、やめろ。

完全に不本意で目が覚めた僕は、
ふと、とあることを冷静に思いつく。

そういえば、此処をゆっくり見たことはなかった。

どうなっているんだろう・・・


まずこの部屋。

8畳くらいの狭い部屋にベッドとサイドテーブルと大きめの窓と、
クローゼットが2箇所ある。

僕は精神を集中させて、
スライド式のドアの先に、魂だけを飛ばす。
飛ばすと言っても、僕の体からは繋がったままだが・・・
僕の身体は、三男を抱いて添い寝したまま、眠っている姿になっている。

現実世界だったらたまにしかできない技でも、
精神世界である此処ならできる技だ。

(この技のヒントは、本家「摂津の」の聞く耳頭巾である)

三男の部屋を出て右に向かう。
三男の部屋の廊下の前は男女別のトイレ。
三男の部屋の隣にも個室があるが、開かない。

ちょっと行った突き当たりの廊下。
そこにも、複数の部屋があって、
そこは、大部屋で4〜6人が一緒に暮らせるようになっているらしいが、
これも開かなかった。

廊下を左に曲がった奥に、
暗い階段のようなものがあって、2Fと地下に行けるようになっているが、
地下はどうやら、独房のようになっていて、
澱のような部屋が複数あった。

とてもじゃないけど、人間が入る場所ではない。

1Fに戻って今度は三男の部屋の左手に行ってみる。
ロビーがあって、その先に例のキリンの自販機があって、その先にも薄暗い廊下と、扉があった。

非常誘導灯だけがついている不気味な廊下の中にある扉には、
危険、立入禁止の表記がある。
それを無視して、僕はその先をちらっと見た・・・

その先は、、、

非常誘導灯だけが不気味に光っている、廊下が続いている。
あまりにも怖かったので、僕は慌てて魂を引っ込め、メジャーのように自分に戻す。

ガタガタと震えながら腕の中の三男を抱きしめた。

そこで目が覚めた。


「霧丸は不潔だわ」
「いやだから、違うって、そんな趣味はないから!!」

相方の次女に呆れられた、今日この頃だった。

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