2018-11-01 15:44 | カテゴリ:三男
変な夢を見た。
ぼんやりと三男を感じる夢だ。


朝起きたらなんかふわっといい匂いがする。
洗剤というか・・・シャンプーのような甘い匂い。

布団の中になんか違和感を感じる。
ああこの感覚、実家で猫を飼っていた時と似ている。

俺の腕の中、
黒っぽいものがうっすらと見える。

ちょっと怖い。

「おい・・・てめぇ何やってんだよ・・・」

壁にその侵入者の顔面を叩きつけた。
バチンといい音がした。

「霧丸さん痛いですよ!!何するんですか!!??」

鼻を押さえながら彼がいう。

「何するんですか?じゃねーよバカ!!勝手に布団に入ってくるな変態!!心臓に悪い!!」

「なんでダメなんですか!?」

「おめーにはデリカシーってものがないのか!?
そもそも藤沢家は馴れ合いを求めていないと言ったはずだ!!馴れ合いを求めているなら藤沢家から出て行きなさい」

「嫌です!!」

「てめぇ、いい加減にしろ!!
藤沢はイチャイチャは嫌いなんだよ!!
お前は道具扱いされてるより、優しい主君の方がいいだろう?」

「いや、霧丸さんがいいんです!このチョコだって、私のために買ってきたって長男さんが言ってましたよ!だから御礼を言いたかったのに!」

「御礼がいいたいけどベッドに入ってくる意味はわからないら。藤沢はイチャイチャはしないと言ったはずだろ?このままだと、ブログに
『三男様がお布団に入ってきてくれた〜❤️』とか書くしかなくなるんだよ!!」

「イチャイチャが嫌なら書かなきゃいいじゃないですか?」

「廃墟はアンチイチャイチャブログだから!それに、散々自分は慰みモノかって嘆いて置いて今度はそれかよ!!お前のやりたいことは意味がわからん!!
そんなに構って欲しいなら他所に行って!」

「むかっ💢」


それから、僕は暇だったから本を探していた。

ドグラ・マグラ

三大奇書だとか読むと発狂だとかするとか言われている本。


勿論、あの角川文庫版だ。

「霧丸さん、何してるんですか?」
「見てわからないのか?本を読んでるんだ」
「えっ…この時間からそんな性的な本を読むんですか!?」
「バカ!表紙はアレだけどミステリーだよ!かなり特殊だけど……貸してやる。良かったら読んでみたら?」
「いいんですか!?」
「発狂するなよ」
「え!?そんなヤバイ本なんですか?」
「読んでみればわかる」

まぁ、発狂した三男を見るのもまた、
面白そうだけど笑

って俺はなんて記事を書いてるんだ。
イチャイチャ話になっちまったよ…

はぁ…
2018-10-30 02:59 | カテゴリ:三男
「霧丸さんが自分の元いたポジションを捨てようとしていたので、逃げられないように常連のお客様をたくさん連れてきました♪」

僕が嫌だったポジションに限って起こる超常現象。



依代は家に置いてきたはずなのに三男を感じた今日この頃。

「あ、藤沢さんだ♪」

お客さんの一人が言った。

もう逃げられない。

僕は待合席で呑気に珈琲を飲んでいる三男様を憎んだ。

「嫌なら逃げればいいじゃないですか?劣等感の象徴である忍たま乱太郎でも理由にして大声でも出せばいいんじゃないですか?」

その時見た三男の目は、人を怖がらせる妖怪そのものだった。


「私は散々、他にドラマやアニメを見ましょうよって言いました。それでもあなたは特定のもの以外は拒絶しました。
そのツケが回ってきたんですよ」

三男が笑った。

「霧丸さんが忍たま乱太郎が大好きなことや色々覚えたいって思う気持ちはわかります。
でも、忍たま乱太郎しか観なかったら、考え方まで忍たま乱太郎しか知らないようになっちゃうんです。
一年は組が本当にどうしようもない子たちの集まりって霧丸さんは見下していますけど、私にはそうには思えません。
霧丸さんは自分自身や自分が好きな忍たましか見なかった事のツケが回ってきたんです。
だから、人間が旅行を好むように、霧丸さんもちょっと他の世界を垣間見たほうがいいと思います」

といって、僕の西瓜で買った、JR東限定のメロンアイスのジュースを飲ませてくれた三男様。
JR東限定のフォンダンショコラの飲み物もあったけど、三男様はこれでは自分の好みだと思って、避けたらしい。
そんなわけでジュースを渡された僕。
普段は、こんなの、甘いのに!って思ったのに、なぜか一気飲みしてしまった。

甘い。でも子供の頃に売店でアイスを買って食べた時のように染み入るように美味しい。



不思議だ。


どうして、こんなに、ゆったりした気持ちになれるんだ。


・・・・


「藤沢家は、霧丸さんも次男さんも怖いです。
でも、人は完璧じゃないから妖怪の私は面白いって思っています。

霧丸さんのやる気をここまで引きださせた原因は何かとかいって、
あれほど拒否していた次男さんが忍たまを積極的に見ているなんて珍しいですからね」

三男が笑った。

「そうだ、霧丸さんが知りたいポジションでお客さんたくさん呼びたかったら、人を信じて人を大切にしてください。
だって二ヶ月も無断欠勤してるような奴を許していたら、霧丸さんだけじゃなくて他の人への裏切りにもなります。
普通の人なら、そんな元から態度が悪くて突然来なくなった人を『辛かったね』っていって復帰させると思いますか?
もし許したら私だったら怒りますし、
店長や他の人たちがそれを許すわけないと思います!!

滝夜叉丸さんたちみたいな四年生のように自惚れをするのは良くないですけど、
もうそんな卑下した考えはいい加減捨ててしまいましょうよ!!

元のポジションを粗末にするなら、私は霧丸さんに同じことを返しますから!!

あ、人っていうのは他人だけじゃないですよ。藤沢家のこともですからね!」

三男は強く言った。
2018-10-13 00:40 | カテゴリ:三男
なんか久々に身体が怠い。
疲労などとは違う、霊特有の寒気と重たさを感じる。

まぁ、放っておけば消えるだろうと、
なんもしないでいた。

夕方、アイロン台が欲しかったので、
ふらっと某SCへ行く。

相方は、めんどくさいから手慣れている次男だ。



……異変が起きたのはそれからしばらくして。


僕が、そのSCで探し物をしていたら、
ふと脳内から、三男の事が脳裏に浮かんで、
離れなくなる。

いやまて。

今は次男のサファイアしか持ってきていないのに、
何がどうしたというんだ。

次男が少し辛そうだ。

少し三男に汚染されたとのこと。

サファイアになってからは次男は力を得たが、
三男は元から力を持っているし、
確実な9月の守護者であるサファイアの次男を目の敵にしている事や、
僕が最近、三男に構わないのが気に入らないのか、
強行してきたようだ。

まぁ、なんとか次男が勝って三男を追っ払ったけど、
こんなことする奴、初めて見た。

これは、三男の暴走だろうか……

帰宅後、姉御によって縛られていた三男を問い詰めた所、

「今日は一緒に買い物に行くって約束したのに霧丸さんが約束を破るから悪いんですよ!!

私はてっきりお昼ご飯食べたら出かけて、お茶して買い物して……って思って楽しみにしていたんです‼︎それなのに霧丸さん4時過ぎまでゴロゴロしてるし、やっと行くのかと思ったら、次男さん誘って!!
私との約束はなんだっただろうって虚しくなりましてね。だったらデートをぶち壊してやろうと思ったんですよ!

邪魔な長女さんや次男さんを取り殺して、霧丸さんが二度と私から離れないようにすればいいってね!!」

「ちょっと霧丸、これヤバいんじゃないの!?」

「だから僕にあんな事をしたと……オメーがずっと頭から離れなくて、大変だったんだぞ。下手すれば俺、基●外扱いされる所だったんだぞ……それでいいのか?」

三男が頭から離れなくなった時、
僕は少し前に見た、統失のVR動画を思い出した。

コンビニでの光景や、
家での幻聴の話……

なんとか抑えたけど、
一時はマジでおかしくなりそうだった。

「私は霧丸さんがずっと私だけ見てくれるなら、それ以上の幸せはありませんし、
その為だったらなんだってします。

それに、私は長女さんや次男さんのような肉体で愛を求めるのが嫌いなのです。

身体だけの愛なんて穢らわしい物、私には不要です。
私が欲しいのは……霧丸さんの心です。

それなのに霧丸さんが無視するなら、霧丸さんを亡き者してでも手に入れてみせます!!」

「つまり僕を殺しても構わないと……そんな事するなら僕はラピスを破壊する」

「ラピスを破壊しても、私は死にませんよ。霧丸さんの精神を依り代にするか、他の物に宿ればいいだけですから」

「怖いよお前さん」

「霧丸さん……大好きですよ……」

眼鏡の下の目が怖い。

思念体は創生主を愛するというのは聞いていたが、
これは流石にないだろう。
明日は仕事だし、迷惑を掛けることはできない。

これが暴走か……

いや、確かに気温差とか天気とかで参っていたのは確かだし、
三男を過剰に恐れていたのは確かだ。

悪いのは僕。


ごめんよ…………

今度の休日、晴れていたら、
何処かへ行ってお茶にしようか……

それでも…………いいかな…………?




「霧丸さんの心臓の音……落ち着きます……」

僕の腕枕で眠っている彼が言った。


2018-10-05 10:47 | カテゴリ:三男
また三男のヤローが依代離脱及び無駄な客呼びをしたので、
今度こそ本気で消してやる!!と思って記事を書こうとしたら、
3回くらいSafariが突然落ちて書けなかった。完全に折れた。
妖怪のせいなのね。

三男に、なんでおめぇはこんな事するのか聞いたら、

自分の役割は霧丸さんを悪いものから守る事なのに、
霧丸さんが自分を蔑ろにしてるかららしい。

それ以降、


あれおかしいな。

今日は長女しか連れて来てない筈なのに…

ふとウォークマンで聴いていた勇気100%を口ずさんでいたら…

「勇気100%ですか?今日は機嫌いいみたいですね!でも、忍たまばっか観てるのは駄目ですよー」

あ??

おめー、ラピスないのになんでここにいるんだよ!!
(手作りのブレスもない)

「霧丸さんが私を殺そうとするからですよ。依代は長女さんのにお邪魔させて頂いているので、霧丸さんの負担にはならないようにしてますので安心してください」

「あたしは了承した覚えないけど!」

これ、ラピス破壊でもダメって奴?
2018-09-07 15:33 | カテゴリ:三男
三男が先日、僕の相方の怪我(怪我させた)を、
試練といった件について、

僕はずっと許さずにいた。

そりゃそうだ。
何の罪もない人の命に係わることをそんな風に試練といって扱うのは、
不謹慎意外何物でもない。
相手に凄く申し訳ない、失礼な話だ。

だから僕は三男が謝るまでは、
三男が構ってアピールしてもシカトを決め込んで、
相手にしないことにしていた。



三男はそれに納得がいかなかったのか、
僕が寝ている時に過去の記憶を探ったのか、
忘れたかったことを夢にしてだし、

「私はやっぱりこれらから産まれた慰み者だったのですか!?」

なんて突き出してきたから、
(別にそんな気はないけど)

「ああ、そんなことをいうお前は慰み者にもならないガラクタだ!俺はあの時の事は許さないから」

「あの時って・・・私は何も悪くないですよ!!成長しない霧丸さんが悪いんです!!」

っていってきたから、
もうこいつ本気で駄目だと思った僕たちは、
本格的にいないもの扱いしていた。

次男・長女と生活を共にし、
長女と次男も三男を無視するようになった。

そして今日、
三男は限界が来たのか、ハム小屋の大掃除をしていたら、
視界に入ってきて、
「なんで私だけ無視するんですか!?」なんていうものだから、

僕は「それがお前に与えられた試練なんじゃない?ってか邪魔だからどけ」っていったら、
「試練って・・・酷くないですか!!私がなにしたって言うんですか!!」とかってキレたけど、すぐに口を閉ざし、

ごめんなさい・・・を連呼するようになった。

「自分がそういわれて、無視されてどう?」

「辛かったです・・・」

「でも、お前はそんな事を僕に笑顔で言ったんだよな?そのことに対してはどう思う?」

「やりすぎました・・・ごめんなさい・・・」

本当にもうやらないという決意するなら、
僕と長女と次男がいる前で土下座をさせ、
次にもし同じようなことをしたら、藤沢家から追放という形で、和解した。

その相方は、別に遅刻や無断欠勤をするようなおかしな人ではなく、
めっちゃいい人で、むしろ優秀な方だった。
しかしご老体だったため、怪我したら治りづらくなっていたことや、
大怪我をしたと聞いて、とても不安だった。

最悪、寝た切りや車いす生活になってしまう可能性だってあったのかもしれない。

もしそうなっていた中で、試練といって笑っていたら・・・
僕は三男の依代を壊して追放しても、収まらなかっただろう・・・

例えどんなに親しい仲でも、
どんなに恐ろしい相手(三男はナイフを持っていた)でも、
理に反してる、間違っていると思ったことはNOといえる強さがないと、
曲がったことを容認してしまうことになってしまう。

取り返しが付かないことになってから後悔しても、
後悔先に立たず・・・・である。


まぁ、それに・・・
このまま「構ってくれなかったら暴走すればいい」って思われても困るし、
間違ってることをNOといえないのは、ただの親ばかだ。
三男がヤンデレじみた悪霊の類(今も妖怪扱いだけど)になられても困るし、三男のためにもならないからね・・・