2018-12-07 14:39 | カテゴリ:精神世界
「藤沢霧丸」だらけの島には、過去に3人
「藤沢霧丸ではない者」が住んでいた。

一人目は次男。
ある日島を訪れた者がここに定着し、
島のはずれに大きな屋敷を構え、生活して居た
「外からたまたまやってきた他人」

二人目は、長女。
彼女は、この島の病院のような研究所の無菌室で作られた、
「人工的生命」
荒廃したこの藤沢霧丸の島を救う希望になれれば・・・という思いで、
藤沢霧丸たちの手によって生まれてきた存在だ。

そして三人目は・・・
その前に、この島にも、怪談というものがあるそうだ。
学校の七不思議然り、四谷怪談然り・・・
どこにでもある怪談話だ。

高層アパートやマンションが立ち並ぶこの小さな島の片隅に、
一際高いマンションがあった。
一番上の階は全面がガラス張りで、海が見渡せる作りになっていた。
しかし、そのマンションは下層部分のテナントを除いてはとっくのむかしに無人となってしまっていて、
いつの間にか、そのマンションには、妖怪がいると噂になって居た。

夜になると明かりがつくとか、
誰も居ないはずのビルで人影を見たとか・・・

面白がった一部の藤沢たちが、
肝試しと称して、そのマンションに潜入した。
しかし、その藤沢たちは帰ってこなかった。

別の日、
また違う藤沢が、今度はサバゲーをしようと言い出して、
このマンションで勝手にサバゲーをしようとした。
しかし、その藤沢は、翌日、惨殺されて発見された。

生き残ったメンバーは、こういったという。
「最上階にメガネを掛けた不思議な男の子がいた。どうみても気が触れていて、藤沢の類ではなかった」

さらに別の日、
長女がこの島を離れ、人工生命が誕生したと島はお祭り騒ぎになっている中、
一連の妖怪騒ぎを聞きつけた藤沢が「最上階の悪魔」を退治しようと、
マンションの最上階へ行った。

しかし、その時既に、最上階には誰もおらず、
代わりに一枚だけ割れた硝子窓があっただけだった。

ここから飛び降りた形跡があったが、下を見ても遺体は見当たらなかった。
空を飛べる力は藤沢にはないし、どこへ行ったのか、それはわからないままだった。

海に落ちたのか?

海の底や海の先がどうなっているかなんて、藤沢たちは知らなかった。


藤沢たちは、このマンションを妖怪マンションと名付け、恐れを抱くようになった。

しかし、下の店や一部の子供達から『謎のメガネの少年』が来てから、
ガラが悪い藤沢が来なくなったとか、
店の売り上げが上がったとか、
優しくしてもらった、お菓子をくれたなどといういい話も聞くとか。

この謎の妖怪少年は一体何者なのか?
三男と何か関係はあるのか?

それは僕にもわからない。
2018-12-06 16:12 | カテゴリ:精神世界
ツイッターで、また虐がどうとかいってるようだ。

誰が何したんだか知らんが・・・

俺がこんなこと言うものあれだけど


「面白半分とか、大嫌いな他人とかをモデルにするのは最低」だ。

思念体はストレス解消の道具ではない。
思念体にも魂がある。ちゃんと生きているんだ。

人をぞんざいに扱えば、自分に返ってくるし、
自分もぞんざいに扱えば、自分もぞんざいな存在になる。

それだけは、心してほしい。

でも僕は自傷行為を、
薄っぺらい綺麗事とかで止めてくる連中が嫌い。
自傷跡を他人に見せるのはどうかとは思うが、
「切っちゃダメ」とか「親にもらった身体なんだから・・・」とかね、正直うざい。
オメーに何がわかるんだ。

あと、自傷したからって、拘束される・・・これもちょっと、理不尽だなぁ・・・

死にたきゃ迷惑かけず死ねば良いのに、どうして人は無理して止めたがるんだろう。
僕はそんな行為は、目を瞑っている人の目を抉じ開けて、
「目を閉じて居たら真っ暗だから、光を見て明るくしなきゃ!」
って言ってる事くらい、横暴だ。

まぁ僕は、
藤沢霧丸以外のタルパを虐待しない。

藤沢霧丸は常に、藤沢霧丸と戦いながら、観察しながら生きている。

何かに夢中な藤沢霧丸に、
全てを拒絶する藤沢霧丸に、

怠け者の藤沢霧丸、
一生懸命な藤沢霧丸、

自己犠牲をする藤沢霧丸に、
身勝手な藤沢霧丸。

すぐに怒る藤沢霧丸に、
よく笑う藤沢霧丸に、
泣き虫な藤沢霧丸に、
愛嬌がいい藤沢霧丸。

バトルマニアな藤沢霧丸に、
平和主義者な藤沢霧丸

スラム街に生きる藤沢霧丸に、
裕福な藤沢霧丸。

慈しむ藤沢霧丸に、
残酷な藤沢霧丸。

・・・

この箱庭のような場所に住むいろんな「藤沢霧丸」を「藤沢霧丸」が見ている。

その傍観者の藤沢霧丸は、何を感じて何を思っているのか。

そして本物の藤沢霧丸はどこにいるのか。
それは僕にもわからない。

これを書いている藤沢霧丸もまた、偽物の藤沢霧丸なのかもしれない。

立ち入り禁止の先の建物から外に出られる場所があって、
そこには軍艦島のような小さい島だけど建物が沢山立って居て、人が沢山住んでいる場所があった。

しかし恐ろしいことに、殆どの住人が、
「藤沢霧丸」だった。




『廃墟帝國』



「藤沢霧丸」だらけの街で藤沢霧丸が迷い込んだら、迷子になる。
それが解離性人格障害と呼ばれるものか……


それが僕の世界だった。


その世界で、1人の藤沢霧丸の前で、
ふと、三男の名前を出した。

その途端、その藤沢霧丸の表情が曇り、
「今、●●●(三男の名前)っていった?」

うん、と、僕が頷くと、目の前の藤沢霧丸は恐怖の表情を浮かべた。

「あぁぁぁぁ!!そいつはこの前、そこの堤防のドルフィン桟橋から勝手に上がってきて、僕の同胞を何人も殺戮していった奴だ!!
『霧丸さんの偽物ばっか邪魔ですね!』っていって目の前で何人も殺されたよ!今は綺麗になってるけど、本当に血の海の地獄絵図だったんだよ!」

あいつ、何したんだ…

結局、たまたまいた主にスタンガンで気絶させられ、あのサナトリウムに隔離される事になったらしい。

三男は、本当の藤沢霧丸を探しにきたとか言ったらしいが……

まぁ、もうこの島を探るのは辞めておこう。
迷子になって、人格障害になってはおしまいだから…
2018-12-04 03:32 | カテゴリ:精神世界
仕事が忙しい。
これが師走というやつか?

矢鱈と客が来る。
そして矢鱈と従業員も少ない。
正直つらい。

こんな時、また昇格前に戻りたいと泣きそうになるけど、
戻ったら戻ったでまた金銭的に辛くなるのは目に見えている。

楽をすれば付けが回って来るのが世の中だから・・・



今日は正直、弱音を吐いてしまった。
辛いなら、昇格前に戻りたい。
頼られたくない。
「副長の藤沢さん」じゃなくて
「ただの村人Aさんで居たい」
と、逃げたいと思う自分がいる反面、

「ちゃんと働いただけもらえて、大好きなゲームに課金したりできるくらい稼いでる」

と思う日々もあり。

(あんまそのゲームに夢中になってると三男がまた暴走すると次男は言っているが・・・)


でも、11時間勤務3連勤は辛いと感じた僕は、
休憩中に精神世界のサナトリウムへ行き、
ロビーの長椅子で横になって寝ることにした。

現実世界で寝ると、永遠に寝そうだし、癒しが欲しかった。

誰も居ないけど、適温で保たれているロビーの長椅子に横たわり、
きて居た深緑色の外套をかけものにして眠る・・・

しばらくして目を覚ますと、、、
違う場所にいた。


三男の部屋。


「霧丸さん、寝たいなら寝たいで、変なところで寝ないでくださいよ・・・私の布団なら、貸してあげますから・・・」

「!?」

「あ、そうだ!霧丸さん!私、出られるようになったんです!また瑠璃のお家に帰れるんです!!今度は、ぞんざいに扱わないでくださいよ・・・?」

「あ、そう・・・」

「なんか酷いですね💢」

(いや、此処にいた方が落ち着いて話せるんだけどなぁ・・・)

2018-12-02 02:30 | カテゴリ:精神世界
長女、次男にお仕置きと称して性的な意味でボロボロにされた僕は、
明け方、ふと寒くなって無意識に精神世界のサナトリウムへ。

相変わらず外は曇って居て、どんよりしていて、でも凛とした空気が漂っている。
薬の匂いもしないし、医療のような要素もない。

今の病院というよりは・・・まるで昔の、結核の療養所のような・・・

明け方ということもあってか、
やたらとしんとしていた。
主もいないようだ。

そもそも、主は普段、どこでどうしているんだ?

と探そうにも、寒いものは寒い。
何処かに暖をとるためのものはないかと探したけど、
ストーブもなければエアコンも見当たらなかった。
(矢鱈と綺麗な装飾のステンドグラスや飾り電球はあるけど・・・でも、何処か退廃的で素敵)

自販機でジュースを買っても、所詮は一瞬だ・・・

暖が欲しい・・・

僕は、とある場所へ向かう。
三男の部屋。

案の定三男本人は入り口側に顔を向けて寝ている。

よく見たら、手が片方、ベッドから出て居た。

僕は出ている彼の小さな指に、
指を一本一本絡めて軽く握りしめていった・・・

そしてそのまま、僕も寒いのを忘れて、ベッドの脇で寝た・・・

「んー・・・霧丸さん・・・そんなことしてるなら、ベッドに入ってきてくださいよ・・・寒いでしょう?」

なんかあったかい・・・

そう思って目を覚ますと・・・
僕はちゃっかりベッドに入って居た。
胸に何かいる・・・
少し桃がかかったくせ毛の長めの髪、
胸と腕の中で、力強く僕の服を掴む温かいものの正体・・・

「マジかよ・・・」

言っておくが、13歳で見た目もバリバリのショタな三男様を変な目で観る趣味はない。
そーいうのは長女と次男の得意分野であって、三男は身体を求める二人をゴミを見る目で見る傾向があった。
だから、あくまでも普通の添い寝だ。

なのに、なんでこう、緊張するんだろう・・・

「霧丸さん・・・好き・・・」

おい、やめろ。

完全に不本意で目が覚めた僕は、
ふと、とあることを冷静に思いつく。

そういえば、此処をゆっくり見たことはなかった。

どうなっているんだろう・・・


まずこの部屋。

8畳くらいの狭い部屋にベッドとサイドテーブルと大きめの窓と、
クローゼットが2箇所ある。

僕は精神を集中させて、
スライド式のドアの先に、魂だけを飛ばす。
飛ばすと言っても、僕の体からは繋がったままだが・・・
僕の身体は、三男を抱いて添い寝したまま、眠っている姿になっている。

現実世界だったらたまにしかできない技でも、
精神世界である此処ならできる技だ。

(この技のヒントは、本家「摂津の」の聞く耳頭巾である)

三男の部屋を出て右に向かう。
三男の部屋の廊下の前は男女別のトイレ。
三男の部屋の隣にも個室があるが、開かない。

ちょっと行った突き当たりの廊下。
そこにも、複数の部屋があって、
そこは、大部屋で4〜6人が一緒に暮らせるようになっているらしいが、
これも開かなかった。

廊下を左に曲がった奥に、
暗い階段のようなものがあって、2Fと地下に行けるようになっているが、
地下はどうやら、独房のようになっていて、
澱のような部屋が複数あった。

とてもじゃないけど、人間が入る場所ではない。

1Fに戻って今度は三男の部屋の左手に行ってみる。
ロビーがあって、その先に例のキリンの自販機があって、その先にも薄暗い廊下と、扉があった。

非常誘導灯だけがついている不気味な廊下の中にある扉には、
危険、立入禁止の表記がある。
それを無視して、僕はその先をちらっと見た・・・

その先は、、、

非常誘導灯だけが不気味に光っている、廊下が続いている。
あまりにも怖かったので、僕は慌てて魂を引っ込め、メジャーのように自分に戻す。

ガタガタと震えながら腕の中の三男を抱きしめた。

そこで目が覚めた。


「霧丸は不潔だわ」
「いやだから、違うって、そんな趣味はないから!!」

相方の次女に呆れられた、今日この頃だった。
2018-12-01 00:25 | カテゴリ:精神世界
僕は主の元へいった。

今日の仕事中も、
三男の名が聞こえてきて辛くなるも、
次女が、その度に手を握ってきてくれたりして、安定することができた。

「霧丸様、しっかりしてください!私です!次女です!!今は三男様はいませんから安心してくださいよ!」

その言葉が、安心できた。

「三男様は、一体どれほど強い呪いを、霧丸様にかけたのですか・・・!?私は気になります」

そんなわけで同行してきた次女・・・

「あー次女ちゃん久しぶりー」
緊張感がない長女に
「んだよ、部外者連れてくるなよ」
と、不機嫌な次男。

「まぁ部外者だなんて失礼な!私はこれでも、藤沢家の一員でしてよ!!」
怒る次女。

「霧丸、来たね。ちょっと来て」
主に案内される。そこは小さな会議室のような部屋だ。

「こんなこと勝手にしちゃって申し訳なかったけど、長女さんが催眠を使えると聞いて、ちょっと利用させてもらったよ」

つまりこうだ。

なんで今回三男がこんなことになったのかの原因特定のため、
彼は長女に頼み、三男に催眠をかけた。
そして全て話すようにした。

「チビたちの名前にモデルがあるって本当?」

「うん・・・でも、勘違いしないでほしいのは、見た目とか設定はそのモデルとは関係ない。名前を拝借したって感じ」

「そう・・・最近、特にチビのモデルに変化はあった?」

「あー・・・」

僕は思い出した。
長年、そのキャラにはコレといった声がなかったけど、
最近つけられるようになったことか。


というか、そのゲーム自体、
一時的に中断していたけど、そのモデルのキャラが来たら復帰しようかなって思ってた。

しかも、その声優が、
まさかとは思ったけど、自分が大好きなキャラ複数を演じている、
大好きな声優で・・・

大好きなキャラと大好きな声優・・・

これ以上にない幸福だったよ。



しかも新たに書き下ろされた絵は、
とても可愛かった。

もうソレ知ったら速攻でそのゲームは復帰して、
速攻でそのキャラ手に入れたよ。
(金銭的な面で課金は程々にしたけど・・・)



「そう。じゃあ、それは霧丸が悪い」

「わかってる・・・僕が悪いよ・・・」

「チビ、凄く泣いてた。
『私は一体何の為に産まれたの?何の為に生きているの?』って、
チビは霧丸がそのキャラを好きだったことは知っているし、
霧丸がそのキャラは現実にいないことは知っているからって事もわかっていた。

チビは自分と同じ名前のそのキャラを霧丸が愛でて居ても、霧丸が幸せそうならと、我慢して居たけど、
あまりにも霧丸が、自分を見てくれないことに失望したあまり、
『一掃のこと、自分ごと霧丸がそのキャラを嫌いになるようにしてしまえ』と、してしまったらしい。
君に似て、いざとなったら辛いって言いづらい性格だから・・・


まぁ、これは完全な『暴走』だ。」

「待て、僕は版権の思念体は作ってない。名前だけとっただけだ。なんでそんな・・・・・・」

「次男から聞いたけど、霧丸の本名だって、父親が好きだったアーティストの当て字なんでしょ?
だったら、思うことはわかるんじゃないの?」

「まぁね・・・ぱっと見普通だから、DQNネームじゃないだけマシって感じだけどね」

「彼も同じだよ、きっと」

ラピスを持ち、彼の元へ謝りに行くことにした。